おもしろいなと思うのは、米国株が静かに史上最高値を更新し続けていることだ。 米連邦準備理
長期金利(国債10年物)が、マイナス0.165%の利回りにまで下落した。 それだけ国債価
株式市場もメディアも、円高に対し過度に反応しすぎる。 いわく、円高で企業の採算が悪化し、
IMF (国際通貨基金)が今年の世界経済の成長見通しを3.2%に引き下げた。 そして日本
長期投資家にマーケット動向のコメントなど無用。 下げ相場なんて、売る人が多いから下がる。
昨日の企業経営者を主体としたセミナーで、おもしろい質問があった。 澤上さんは6年か7年前
円が対ドルで122円台と、7年ぶりの安値を付けた。 対ユーロでは129円台となったから、
高度成長期までの日本経済であれば、輸出立国として繁栄を目指す上で円安は大きな武器であった
日本経済に長期低迷を強いてきた要因の一つとして、円高をいうエコノミストや学者は多い。 た
アベノミクスや黒田異次元金融緩和など、国を挙げてデフレ脱却を急いでいる。 先進国では半世
日本経済の失われた20年といわれてきた長期低迷だが、アベノミクスと黒田異次元緩和でデフレ
資源のない日本は貿易立国で生きていくのだ、それが戦後復興を果たした頃から今日に至るまで、