13年以上の感謝会

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 さわかみファンドを、2001年3月までに購入いただいたお客様6000名を対象にした感謝会を、1月25日から週末を利用して続けている。 札幌を皮切りに、全国10都市で合計13回に分けて、延べ1500名様にお越しいただくことになっている。

 かれこれ、13年以上にわたってお付き合いくださっているファンド仲間との交流で、お客様というよりも戦友に会うような感覚である。

 2001年から04年にかけて日本のバブル崩壊による不良債権の最終処理もあったし、2008年9月のリーマンショックもあった。 二つのバブル崩壊という大波を潜り抜けてきた仲間、やはり戦友といった感じが一番はまる。

 もっとも、ただの感謝会ではない。 さわかみファンドの3つの挑戦を再確認し、これからますます頑張っていこうよという思いを共有するのが、そもそもの目的である。

 第1は、運用成績をもっともっと高めること。 さわかみファンドは設立当初から、本格的な長期投資で一般生活者の財産づくりをお手伝いしようと訴えている。 なのに、基準価額はまだ17000円台をウロウロしていて、年率4%程度の成績では話にならない。

 成績の約束はできないが、基準価額はずっと上の数字を狙いたいし、年率の成績だってもっと高くなってくれなくては困る。 お客様に喜んでいただくには、なんとしても成績を向上させなければならない。

 第2は、さわかみファンドは成績の出し方、つまり運用の中身にこだわる。 やみくもに成績数字を追い求める世の多くの運用会社とは一線を画し、本格的な長期投資でより良い社会を築いていくという運用哲学を徹底させる。 その青くささをとことん大事にしながら、他を圧する成績を出してやるのだ。

 それが故に、お客様からお預かりする大事な資産を1銭の無駄もなく、より良い社会や元気一杯の経済を築いていく方向でまわさせていただいていると、全社員が胸を張れる。

 第3は、いずれ長期投資の複利効果が出てきてファンド仲間の資産が急激に増え始める。 どこかでファンナンシャルインデペンデンスを達成し、そこから先は資産的にかなり余裕が出てくる。

 余裕が出てきたお金を、カッコウ好く世の中に使っていくステージに、いよいよ入っていくわけだ。 これは本格的な長期投資ならではの、素適な世界である。

 ここから先はちょっと長くなるので、明日書こう。