ファイナンシャルインデペンデンス

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 このぐらいあれば、もうお金お金であくせくしたり不安になったりしない。 そのぐらいの資産を築き上げた状態を、ファイナンシャルインデペンデンスという。

 もうこれからは、お金にとらわれることなくのびのびと生きていける。 そういった余裕たっぷりの状態というと、とんでもないお金持ちでなければ無理と思うかもしれない。

 ところが、長期投資を挟んでやると、話は違ってくる。 それほど大きな資産を持っていなくても、ファイナンシャルインデペンデンスを達成できるのだ。

 われわれのいう長期投資では、経済の健全なる発展に向けてお金に働いてもらう。 経済活動が拡大発展していけば、大きくなったパイの分け前をいただく形で、資産は雪ダルマのように膨れ上がっていってくれる。

 ちょっと時間はかかるが、どこにも無理がない。 したがって、長いめで見ると安定的かつ着実に財産が積み上がっていくわけだ。

 そのイメージが実感となってくるにつれて、あなたのファイナンシャルインデペンデンスはどんどん前倒しとなってくる。 まだそれほどお金がなないのに、早くもお金の余裕たっぷりの生活に入っていけるのだ。

 なにしろ、長期投資である程度の資産規模まで行くと、その先の膨れ上がり方が右肩上がりで加速する。 これを複利の雪だるま効果というが、本格的な長期投資ならではの芸当である。

 そこまで理解が進むと、あなたが想定するファイナンシャルインデペンデンスよりずっと早い段階で、お金をどんどんつかっていけるようになる。 どうせまた殖えるのだから、手持ちの余裕を世の中にまわさせてもらおうとなってくる。

 実は、この感覚がすでにファイナンシャルインデペンデンスなのだ。 金融資産が大きく膨れ上がった先ではなく、まだそこそこの段階から早くもお金をカッコ好くつかえる自由人になってしまう。 将来の蓄えとか年金がどうのこうのなどにとらわれず、自由自在に生きていけたらどんなに素晴らしいことか。 それも、人生の早い段階からだよ。

 それもこれも、本格的な長期投資があってこそのこと。 こういった企業にこそ頑張ってもらって、より良い社会をつくっていかなくてはという思いを籠めて、みなが逃げたがっているような時に断固として、その企業の株を応援買いする。 経済の現場に資金を供給して、経済活動の縮小に歯止めをかけるのだ。

 そういった長期投資をやっていけば、応援する企業とともに将来の発展が強くイメージできるはず。 だから、いずれ到来する自分のファイナンシャルインデペンデンスに自信が持て、人生の早い段階から自由で大らかな生き方ができるようになる。

 カッコ好いと思えない?