運用の時代だとか、資産運用に新NISAだとかで、世の中はやたら盛り上がっている。
投信など運用会社はもちろんのこと、金融機関も商売になると運用運用で大騒ぎしている。
凄い熱気だが、それもこれもリーマンショック以降、つまりこの18年のトレンドにすぎない。
そう、リーマンショックがもたらした世界的なカネ余りバブル高のマーケットに乗ってのことだ。
今を時めいている投資運用商品の大半が、この18年間に生まれたものである。
高い運用成績で知名度を上げた投信の数々や、オルカンとかのインデックスファンド等、どれもこれもリーマン以降の上昇相場に乗ったにすぎない。
つまり、カネ余りバブル高のマーケットに乗っての、好成績をうたっているだけのこと。
逆をいうと、リーマンショックの前からずっと投資運用しているファンドなんて、数えるほどしかない。
もっといえば、2013年にアベノミクスが始まる前の日本株市場なんて、みなが閑古鳥の憂いを嘆いていたはず。
そんな中、レオスとかセゾン投信など直販ファンドは、青色吐息ながらも歯を食いしばって運用を続けていた。
必死の努力が実って、この10数年の好成績を世の中が評価するに至った次第である。
そう、いま運用運用と大騒ぎしている投資家も金融機関も、そしてマスコミもせいぜいリーマン以降のトレンドに乗っているだけのこと。
どんなに凄い上昇相場も、いつかは終わる。 その時になったら、どこが生き残るかはっきりする。
カネ余りバブル高のマーケットに乗ってきたのは、日本株市場だけではない。 世界中の株式市場も同時暴落するのは間違いない。
つまり、投信などが運用しているファンドの多くは、バブル株高に乗ってきただけだから、ジェットコースターのように急降下しよう。
オルカンなどインデックスファンドは株式市場の平均株価をなどるだけだから、やはり成績急悪化に直面しよう。
世界の運用業界が、悲惨な成績悪化に陥る? おそらく、ひどい混乱となろう。
その点、我がさわかみファンドは、2000年のITバブル崩壊も、2005年の抗日運動暴落も、リーマンショックも経験済みだ。
それらを乗り越えての、26年8か月の運用成績である。 せいぜいリーマン後でしかない他ファンドとは、別次元の強さを誇っている。
運用ビジネスで大事なのは、いろいろなマーケット変動を乗り越えて、顧客資産を安定度高く増殖していくこと。
そのあたりが、白日の下に晒される日が到来した時、どこが本物かはっきりする。
