売っておけの一言

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日本株市場は昨日のお湿りの後、今日は急ピッチで上げている。

まだまだ上がるぞ。 日経平均株価でいうと、6万円を見に行かないと収まらない、そういった強気も出てきている。

われわれ本格派の長期投資家からすると、そんな目先の相場動向や短期筋の投資家に付き合ってはいられないの一言。

仮にだ、6万円まで行ったところで、現時点の57,600円からは4.6%の上昇でしかない。

たった4.6%の上昇幅を取りに行くだけなのに、この上昇相場をギリギリまで追いかけるなんて、どうぞお好きにだ。

ところが、多くの投資家はじめ市場関係者やマスコミは、まだまだいけるとガンガンに熱くなっている。

ところが、ここからの上昇幅でいうと、たったの4.6%を追いかけているだけのこと。

その横で、いつ反落相場に出くわすか知れないというリスクを、たっぷりと背負っているのだ。

もともと日本の投資家の多くは、ひたすらマーケットを追いかけるをもって投資としている。

それで、証券会社や市場関係者そしてマスコミと一緒になって、上昇相場をギリギリまで追い回すわけだ。

その挙げ句に、どこかで相場反転のガラを食らって、みなが大慌てとなる。

早く売っておけば良かったと後悔するが、後の祭りである。 儲かるはずだった投資が、大損の山となる。

そして、投資は難しい、リスクが多いと嘆くことになる。 毎度おなじみのパターンである。

そもそも投資なんて、どこかで売って投下資金を回収して、いくら儲かったかだ。

なのに、上昇相場にずっとついていって、儲かっていると喜んでいたところで、それは捕らぬ狸の皮算用というもの。

市場関係者やマスコミはそれでいい。 彼らは、マーケットが上がった下がったを騒いでいて、それで商売になる。

一方、投資家は違う。 すごい上昇相場だ、これは儲かりそうと有頂天になっていても、投資ではない。

投資家であれば、上昇相場のどこかで、売りの判断をすることが求められる。 投下資金を回収し、利益を確定するわけだ。

昔からの相場格言にあるように、「利食い千人力」あるいは「タイの頭と尻尾はくれてやれ」は絶対である。