朝の会議を終えて席に戻ると、日経平均株価は2800円安で、5万円割れ寸前まできている。
イラン情勢の悪化で、ホルムズ海峡の問題が原油高・円安・金利上昇となって売り先行のマーケット展開だ。
それに加え、先週末のNY市場が大幅安で終わったことも影響している。
投資家も市場関係者たちも、さぞかし動揺していることだろう。
前にも書いたが、大きく下げた後すぐ戻ればいいが、戻りの鈍い相場展開を続けているうちに本格的な暴落相場となっていく。
上値がどんどん重くなっていって、その重みで相場が大きく崩れ出すわけだ。
そうなると、ここまで買って買いまくってきたから、売りはいくらでも出てくる。
そこから先は、どの投資家も売り逃げに必死で、収拾のつかない下げ相場となっていく。
その点、われわれ本格派の長期投資家からすると、皆さん大変だろうなと余裕を持って眺めていられる。
ずっと早い段階からカネ余りバブル高のマーケットに対し、警告を発信し売りを優先してきた余裕だ。
ここからが大事。 バブル化したマーケットから離脱してきたといっても、そこは本格的な長期投資家のこと。
さわかみファンドでもそうだが、投資残高をゼロにして、すべてを現金に退避したわけではない。
大きく買われてきた株式などは、どんどん売り上がっただけだ。 一方、それほど買われてこなかった株式はそのまま保有している。
もちろん、ここから先で地獄のような総売り相場となっていくと、売らずに保有している株式もかなり売られるだろう。
それは覚悟の上での保有だ。 どんな暴落マーケットとなろうと、経済はなくなりっこない。
世界中の人々の生活は続くし、それを支える企業活動も無くなりっこない。
だから、われわれ本格派の長期投資家はこれはと思う企業に対し、ずっと応援投資を続けるわけだ。
ただ、マーケットのバブル熱狂からは遠く離れる鉄則は守る。 大きなガラ(大暴落)は絶対に食らわないぞということで。
資産形成の投資において、絶対に避けなければならないのが、大暴落に巻き込まれることだ。 元も子もなくしてしまう。
いつの時代でも、なにがあろうと経済は続くし、資産形成も続けなければならない。
インフレ対応も含め、本格的な長期投資はずっと続けていく。 それが、生活防衛となっていく。
ここからの荒れ相場、さわかみファンドと一緒に堂々と乗り切っていこう。
