今週末は神津島へ行ってきます。
初めての地、どんな体験ができるか出かける前から楽しみ一杯である。
目的は現地を訪れること、地元の方々といろいろな交流をさせてもらって、
離島での生活とはどんなものかを、ほんのすこしでも感じてきたい、そんなところかな。
地方経済の活性化を通して、地域社会が元気になるのはすごく大事なこと。
全国各地で、自分たちの文化や歴史伝統といったものを大切にしてもらえたら、どんなに良いことだろう。
活性化は地元の人達が中心になってやっていくのは当然の事。
よそ者がちょっとばかしの経済力を背景に、わけの分からない価値観を押し付けるのは美しくない。
理想は、地元の人々が自分たちもしっかり働き、長期投資でお金にも働いてもらい、
両方の収入を合わせることで経済的な自立を図っていける姿だろう。
ゆったりどっしりした長期投資を生活基盤のベースにし、
地元での仕事に誇りと自信を持って頑張ってもらえると最高である。
長期投資で得る100万円は、都会に住もうと地方に住もうと同じ100万円である。
しかし、生活コストは地方の方がダントツに安い。
となれば、同じ100万円でも地方の方がはるかに価値が高くなる。
逆いうと、長期投資で生活を支えるのに都会なら100万円あるとありがたいという場合でも、
地方なら30万円でも十分ということになってしまう。
そう、地方経済の活性化に長期投資が果たす役割は信じられないほど大きいのだ。
どんな片田舎に住む人達でも、
全面的に信頼でき安心して長期保有できるような投信ファンドの社会的役割も、
それだけ重いということになる。
とはいえ、今週末の神津島へは長期投資の売り込みとかのガツガツ感はもち込まない。
お邪魔させてもらって、せいぜい地元の方々に
“本格的な長期投資やっている人間って、こんなに穏やかで正直かつ誠実に生きているのか”
を感じてもらえたら、もう十分である。