長期投資の夜明けは近い

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 先週はハワイで第2回 ”長期投資の先に広がる世界を考えよう” 勉強会をした。 日程の都合がつかなかったりで、参加者は10名と少なかったが、すごく中身の濃い勉強会となった。 予定の3時間があっという間に過ぎてしまい、30分ほどオーバーしてもまだ足らない状態だった。 その後のハワイアンディナーをたっぷり楽しみながらも、”しっとりして心も豊かな生き方とは” とかの話題で話は弾んだ。

 やはり、ハワイというパワースポットでもあり、非日常的な空間でじっくり話し合う価値は十分にある。 来年からは、5月の連休明けにしようかと思う。 その方が、飛行機やホテルもすいており、より多くの参加者が望めるだろう。

 昨日は東京で2本のセミナー。 午後は新宿で40名ほど、夜は五反田で70名近くの参加者と、2時間ちょっと勉強会は大いに盛り上がった。 久しぶりの東京セミナーということもあり、古くから顔なじみの方も多く同窓会のような雰囲気も漂い、実に和やかだった。

 といっても、セミナーそのものは真剣な質問が相次ぎ、こちらもかなりハイな状態になった。 後のビールのうまかったこと。 外は、やたら寒かったけどね。

 最近ずっと感じていたことだが、全国各地の勉強会に参加される方々の間で、静かに着実に大きな変化が進んでいる。 自助自立の意識というか、国に頼らない生き方を模索する動きが高まってきているのだ。

 若い世代はもちろんのこと、すでに年金生活に入っている人たちの間でもいえることだが、年金はどこまで頼れるかなどもはや愚問の域に入っている。 不足するであろう年金をカバーする手立ては、なんとしても講じておかなければという意識が、はっきりと感じられる。

 年金をカバーする手立てとなれば、長期投資であり長期保有型の投信を購入することになる。 そこまでは考えがまとまってきた。 また、自分などの話を聞いて長期投資の複利効果も、かなりイメージできるようになった。

 ただし、そこから先が問題。 一歩行動に踏み出すにあたって、いまいち踏ん切りがつかないという人々が殆どである。 おそらく、どこかで雪崩を打って長期投資に向かい出すのだろうが、どうやら機は熟してきているようだ。 

 人々が動くには、成功のモデルをみるのが一番。 実際に長期投資で財産づくりが進み出している人を身近にみることで、やっぱり私もやらなければという気になる。 やはり、百聞は一見に如かずである。

 その一見だが、それほど大きな成功でなくても、どうやら良さそうだ。 次の株価上昇ラウンドが始まると、個人の長期投資や長期保有型投信の購入は一気呵成となるのではなかろうか。 そんな感じがしてならない。 おもしろくなるぞ。