12月8日(水)18時半から、一番町のさわかみグループのオフィス2階で「支援者の会」が開催される。
ヤマトさわかみ事業承継機構の吉川社長はじめ、主だった関係者がずらっと顔を並べることになる。
日本経済の岩盤をなしている中小企業や町工場の多くで、後継者難の危機に陥っている。
とはいえ、事業再生ファンドなどが取り上げるには、ひとつひとつの案件の規模も小さく商売にならない。
それで、毎年びっくりするほど多くの中小企業が、廃業の道をたどるがままとなっているのが現状である。
それはそのまま、たとえば電気やガス水道といった生活インフラの維持メインテナンス不全につながっていく。
気がつかない間に、われわれの生活基盤のあちこちで穴ぼこが空きつつあるのだ。
また、そういった中小企業が多くの雇用を維持したり、それなりの税金を支払っている。
それが後継者難で廃業ともなれば、失業が発生するし、地方自治体で税収減の問題が浮上する。
知れば知るほど、看過できない社会問題である。 そこで立ち上がったのが、ヤマトさわかみ事業承継機構である。
儲からないからと、誰も手助けをしようとしない中小企業や町工場に廃業ではなく、いかに存続させていくかだ。
その課題に真っ正面から、ぶつかっていこう。 そういうことで、事業承継機構という会社を立ち上げた。
吉川社長をはじめ、機構の運営スタッフ陣は、時間を追うごとに充実強化されている。
ここから急速に膨れ上がっていく課題は、いかに心ある支援者の層を分厚いものにしていくかだ。
心ある支援者? そう、日本経済を下支えしてくれている中小企業や町工場を存続させていく仲間としての支援者だ。
すでに機構は金融庁から認可を取得して、第1号ファドの募集を終えた。
これから第2号ファンドの募集に入るが、支援対象企業が増えていることもあって、募集金額も大きくなっている。
12月8日は、第2号ファンドの募集というよりも、ヤマトさわかみ中小企業事業承継機構の思いと挑戦を知っていただくための会である。
お出でいただいたら分かるが、機構の挑戦は日本経済や社会の岩盤固めに、どれだけ本気かに納得いただけるはず。
そして、一人でも多くの心ある支援者を仲間として、お迎えしたい。