さわかみファンド売って、その後どうするの?

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先週のセミナーでも、日曜の夜かかってきた電話でも、飛び出てきたのが表記の話題。

さわかみファンドのおかげで、かなり満足のいく財産づくりができた。 そろそろ年なので、ファンドを売って計算の立つ老後生活に入りたいという。

オイオイ、ちょっと待ってよ。 思わずそう返しつつも、ガックリ来てしまった。

ここまで何年、さわかみファンドと付き合ってきたの? それでも、まだ分かっていないの?

さわかみファンドで、これ以上ないほど確実で立派な財産づくりをしてこれたはず。 それを売却して、一体どこへ資産を移す気なのだろう? さっぱり理解できない。

たしかに、より安全で確実な方向へ老後資産を置いておくべしといったアドバイスは、あちこちで見聞きする。

申し訳ないが、そういった一般的なアドバイスをはるかに凌駕した実績を残してきているのが、さわかみファンドである。

たとえば、預貯金などゼロ同然の利回りで、お話にならない。 でも、安全? 一体、なにを根拠に安全といっているのか。

ちなみに、1000万円までの元金と利子は預金保険機構が保証してくれるというが、700兆円もの銀行預金に対し保証の原資は3兆2000億円しかないのだ。

その点、投信ならば信託財産として信託銀行が保管管理してくれるから、安全この上もない。 預貯金とは次元の違う安全さである。

海外債券? 利回りの高いものも確かにあるが、為替変動リスクを考慮すると、さわかみファンドには一歩も二歩も劣ってしまう。

それより問題は、世界の金利は35年越しの歴史的な低下局面を終え、これからは上昇していく方向にある。

つまり、債券価格は総じて値下がりのリスクがどんどん高まるのだ。 そんなもので老後設計など、愚かきわまりないアドバイスである。

ずっと主張してきたことだが、人生のすべての段階を踏まえて安心し、信頼して財産づくりを進められるように設計されているのが、さわかみファンドである。

まだ18年8カ月の実績でしかないが、それでも他の追随を許さない優位さを誇っている。

そういった、さわかみファンドのすばらしさを一番実感しているのが、長年ご一緒したファンド仲間のはずなのだがね、、、、、