カンパニー

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事業会社を英語ではカンパニーという。

カンパニーの語源はラテン語で、”パンをともに食べる” という意味だそうだ。

パンを共に食する仲間、つまり運命共同体である。 

 

みなで一緒に事業をしていこうという仲間同士においては、共通の目的が絶対不可欠である。

また、目的を共有するといっても、

事業そのものが私利私欲に走っていては、世の中からは受け入れられない。

つまりは、その事業は一時的なもので終わってしまう。

 

ひとつの事業が時代の流れを乗り越えて永続する、

世の中に受け入れられて発展拡大していくには、

やはり世に問う哲学というか理念がどれだけ確りしているかだろう。

事業における哲学とか理念とは、どんな将来を築いていくのかの方向性であり、

その夢に向かって断固として突き進んでいく情熱のほとばしりである。

 

事業哲学や理念は、

人としてのやさしさをもってより良い社会を築いていくという、普遍的な価値の追求が土台となる。

その上に、時代の変遷と共にその哲学や理念をどんどん磨きこんでいく必要がある。

経済も社会も生きものである。

間違えても、視野の狭い教条主義的な価値観の押し付けに陥ってはならない。

 

どんな社会を築いていきたいのか、どのような世の中を子どもや孫達に残してやりたいのか、

もっともっと勉強し徹底的に考えたいものだ。

 

明日は、楽しみの工場訪問で、ブログはお休みです。

 

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さわかみ投信の新社長である黒島光昭が本を出した。

社長就任以前より書き始めていたとのことだが、齟齬はなく内容も面白い。

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