昨日は鳥取でセミナーをしてきた。
そこで、もう5年ちょっとになる若夫婦との心温まる交流があった。
地方で定期的にセミナーする楽しみがまたひとつ増えた。
最初に会ったときは、
まだ結婚したてか間もなく結婚するよといった感じの熱々カップル姿で、
真剣に質疑応答の場に参加していた。
こういった若いうちから経済的な自立を意識しておくことは、
すごく重要なんだよと語り合った。
次に会った時は、お腹がかなり膨らんでいて、
小さな命のうごめきに触らせてもらった。
3度目は、生まれて間もない赤ちゃんを抱っこしてのセミナー参加。
そして今回は、
もう3歳になる元気一杯の男の子をつれて、お母さんだけの参加。
聞けば、ご主人はいま土日も仕事しており、
ものすごく残念ながらセミナーには参加できないとの事。
親子3人が生活していくのは結構大変で、
まして鳥取ではお母さんがパートで仕事できる機会もあまりない。
それでも、長期投資は頑張って続けていきますという。
嬉しいよね、こういう若い人達が少しずつでも増えてきているというのは。
20年ほど前までの日本では、
ひたすらまじめに働くことで人生設計が成り立った。
日本経済が高度成長しており、仕事はいくらでもあった。
まじめに働いておりさえすれば給料もどんどん増えていったから、
旦那の働きだけで十分に幸せな生活を続けることができた。
しかし、成熟経済の度合いを深めている日本では、
給与水準はもう昔のようには増えない。
それどころか、むしろどんどん減っていく方向にある。
そこで大事になってくるのが、
自分も頑張って働くが自分のお金にも働いてもらうことの二人三脚で、
経済的な基盤を固めていくという考え方。
自分のお金を、
これまでのようにただ漫然と預貯金に寝かしておくのは、あまりにもったいない。
ゆっくり長期投資で働いてもらって、
少しでも一家の収入ベースを引き上げようということだ。
これからの日本、まして地方では仕事を探すのが難しくなっていく。
ところが、長期投資するのであれば東京に住もうが地方に住もうが、
どこでもいつでも自由に始められる。
しかも、長期投資で得る100万円は、東京でも地方でも同じ100万円。
ところが、生活コストが東京と地方とでは雲泥の違いがある。
どちらの方が有利か考えるまでもないだろう。
明日は出張なので、ブログはお休みさせてもらいます。