今年は荒れるぞ!

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新年早々の能登半島地震、現地の方々には本当にお気の毒様と申し上げたい。

また、羽田空港での日航機と海上保安庁機との衝突は、信じられないような出来事である。

ひるがえって、マーケットはとみるに、NY株式市場も東京市場も下げている。

投資家や市場関係者にとっては、重苦しい年明けとなったようだ。

ただ、われわれ本格派の長期投資家からすると、今年の荒れ相場のはじまりにすぎない。

まだまだ株高を期待している人たちは、今年は金利も下がり、さらなる上値をと強気を語っている。

こちらは逆に、金利は高止まりと読む。 そもそも、世界のインフレの根は深い。

世界あちこちでの紛争や戦闘状態は、これからも相次いで発生しよう。

それらがエネルギーなど物資の供給網を分断したり、ネックとなったりでコスト圧迫は続く。

それ以外にも、インフレ要因は目白押しで、それに対し金利も高止まりせざるを得ないと考える。

そしてなによりも、これまでの金利上昇の影響が本格化するのは、いよいよこれからだ。

これまでの諸物価の上昇と金利引き上げによるコスト圧迫は、これから企業収益に反映されてくる。

業績圧迫が次々と表面化してくるにつれて、株価全般にとっては重しとなっていく。

企業によっては、運転資金の借り換え時に、高くなった金利負担に耐えられなくなるところも出てこよう。

もっと要警戒なのは、ジャンク債など信用力が低くて低格付けの企業などが発行している債券である。

これらは、米国の短期金利5.25%とか長期金利4%前後に対し、どこまで頑張れるかだ。

ジャンク債などから、信用力や流動性が断トツに高い米国債への乗り換え売りが出てきて当然である。

しかるに、そういった乗り換え売りが、さっぱり出てこない。 それが不思議である。

とはいえ、それも時間の問題だろう。 企業の業績悪化やジャンク債などの売りが出てきだしたら、崩れは早い。

いざ大崩れがはじまっても、しばらくは状況をみていよう。

一気に暴落相場となっていくのか、どこかで下げ止まって、また下げはじめるといった展開も大ありなので。

ともかくも、荒れ相場になってくれれば来るほど、投資家や市場関係者など周りは騒がしくなっていく。

その横で、われわれ本格派の長期投資家はバーゲンハンティングの準備をしつつ、その出番を探そう。