アスリートのための長期投資セミナー

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アスリート達のセカンドキャリアということで、「これからの人生、どう生きていくか」のセミナー。

元ハンドボールの日本代表だった東君の呼びかけで、30名ほどが集まった。

そこで自分が40分ほど語ったのは、以下のような点で、残りの1時間半は質疑応答。

われわれ経営者からすると、アスリート達が本気で社会人として第2の人生に向かってくれたら、願ってもない人材となる。

もともと体力、気力、精神力、集中力、持続力、挑戦意欲、克己心、礼儀、などが秀でていた彼ら彼女ら。

それらの特性は、彼ら彼女らの第2の人生で、いくらでも発揮でき大いに輝けるはず。

かりに第2の人生が30代後半とか40歳代に入ってからでも、そこから残りの25~40年間は大暴れできる。

したがって、スポーツ選手として現役を引退したら、それで終わりではない。

よく、スポーツ選手はずっとスポーツに明け暮れてきたから、頭の方はイマイチとかいう人がいる。

これは大間違いもいいところ。 彼ら彼女らは記録を伸ばすためとか、競争に勝ち抜くためにとかで、必死にやってきた。

そのためには、コーチなどの意見を参考にしながらも、とことん自分の頭で考えてきている。

つまり、自分で考える、頭を使いこなすという訓練は、それこそ人一倍やってきているのだ。

暗記暗記の詰め込み学習で、出された問題に適切な回答をしていく学習とは、そもそもが違う。

自分の頭で、あれやこれや考え工夫を凝らして新しい価値観を生み出していくのが、ビジネスの世界では求められる。

となると、有名の大学を出て社会人として10年20年漫然とやってきたサラリーマンよりも、ずっと面白い。

たしかに、20年ほど社会に出るのが遅くなったかもしれないが、経営者としては大いに活躍させてみたい。

それこそ、貴重な人財として大歓迎である。 そのためには、踏ん切りをつけて第2の人生で徹底的に勝負しろだ。

常人をはるかに超えた本気さでやっていれば、給料だって必ず上がっていく。

その横で、実績のある長期保有型の投信を積み立てるなり、どんどん買っていったら、20年もすれば結構な財産もできてしまう。

お金の余裕ができてきたら、第3の人生として、自分の愛するスポーツに戻っていってもいい。

地方でスポーツクラブを作るなり、スポーツの後輩を支援していったり、なんでもできる。

こんな風に話をしたら、その後の質疑応答も懇親会も素晴らしく盛り上がった。

早速、8月後半にでも第2回の勉強会をやろうと決まった。