たった今、ある大学の講義の一環として、Zoomセミナーを終えたところ。
講師は、I-O ウエルスの岡本さんと二人。 どちらも、投資運用の世界では50年のベテラン。
それもあって、長期投資とか長期の財産づくりからはじまって、どんな社会をつくっていくのかといったところまで、授業は広がった。
それはいいとして、今日はどういうことか、顔を見せずに講義に参加している学生ばかりだった。
反応がまったく感じられず、担当の教授と岡本さんとで座談会のような感じに終始したのが残念だった。
いま大学では、リモートワークの講義ばかりだとのことだが、先生方も大変だろうなと妙に共感した。
Zoomの窓は空いているし、名前も出ているので、どの学生も講義には出席しているのだろう。
ただ学生たち、どんな顔して授業に参加しているのか、はたまた居眠りしているのか、さっぱり見えない。
一応Zoom授業に参加しているから、出席としてカウントできるから、大学としてはそれで良しなのかなとも考えてしまった。
でも、やっているこちらからすると、どうにも盛り上がらない。 暖簾に腕押しのような感じだった。
長期投資のセミナーもそうだが、Zoomだとさっぱり盛り上がらない。
話している相手側とは、お互い顔が見れるとしても、そのほかの参加者の表情などは、なかなか感じ取ることができない。
これが、ビジネスの世界なら、会話が双方向で行き来するから、まだ丁々発止のやり取りが可能だろう。
しかし、大学の講義や長期投資のセミナーでは、もっと臨場感が出てほしいものだ。