デジタル社会へ突入した、オンライン化で経済活動も生活も劇的に変わってしまう、等々いろいろ言われている。
18世紀後半の産業革命では、機械が人間の仕事の多くを奪ってしまった。 それと同じぐらいの激震が、人々の生活に襲い掛かってきているそうな。
さて、これから社会がどのように変わっていくのだろうか? なにが変わって、さして変わらないものは何だろうか?
世の変化から目をそらさず、さりながら変化に踊らされないよう、地に足がついた対応をしていく視点は大事にしたい。
社会の変化をしっかり観察し、ひとつひとつ自分の頭で考えることだ。 情報は洪水のようにあふれている。
あふれ返っている情報に流されることなく、常に自分の頭で考えようとすることで、落ち着いた行動ができる。
落ち着いた行動? そう、最近いろいろ言われていることの一体どれが本質的なもので、どれは一時的な現象かを見きわめることだ。
たしかに、オンライン化でビジネス活動の多くが様変わりとなっている。 あらゆる情報が瞬時かつ広範囲に伝達できるのはすごいこと。
新規のビジネス・アイデアも情報という参入垣根がほとんどなくなり、それだけ競争と淘汰脱落が激しくなる。
また、リモートワークの定着で巣ごもり消費が拡大するとのことだが、その反動として外食や飲食業がどこまで縮小していくのか。
太古の昔から人間は群れて生きる存在としてきたが、果たして集団生活を離れて人間はどこまでやっていけるものか。
考えたいテーマは、いくらでも出てくる。 時の流れにあたふたせず、どっしりと長期投資をしていくためにも、自分の頭でしっかり考えよう。