面白がりの精神

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さわかみグループでは、「良い世の中をつくっていこうよ」を大方針としている。

それには、面白がりの精神が不可欠である。 いいじゃない、面白そうだ、やってみようよで、どんどんはじめていく。

始めてみたものの、世の中がついてこなかったら、独りよがりの面白がりで終わってしまう。

やはり、周りの人を巻き込んで、どんどん輪が大きくなっていくような面白がりでありたい。

そのためには、現状をいくら否定していても輪は広がっていかない。 ただ青筋を立ててわめいているだけと、世の人々には映る。

それよりも、「なんか楽しそうだな、ちょっと覗いてみようか」といった気持ちにさせるような面白がりだ。

独りよがりの面白がりは、どちらかというと趣味の世界。 自分が楽しければいいじゃない、それはそれでいい。

一方、世の中に広がっていくような面白がりは、まわりが自然と楽しくなっていくような感じ。

あえていえば、その面白がりには普遍性が秘められており、それを周りはじわじわと実感していくような感じかな。

昨晩のグループ会で、社長の澤上龍から「グループ職員の財団化」という提案が出された。

さわかみ投信をはじめとして、グループの社員職員は本業の遂行に全力を挙げているけど、そこへさらに面白がりを上乗せしようじゃないかという提案。

世の中のために良かれという姿勢で本業にいそしんでいるが、その他にもやりたいことを見つけ出し、どんどんやっていく面白がりを大事にしたい。

幸い、グループには一般財団という受け皿がある。 それを活用してもいいし、新たに受け皿を創ってもいい。

そういった前向きの姿勢が本人も、組織全体も活性化することになる。 さわかみグループ全体が、面白がりの集団となっていく。