台風24号は日本列島を去っていったが、全国各地でえらい迷惑をかけてくれた。
首都圏の交通は運転を見合わせたり遅延で、今朝の通勤はまさに地獄だった。
自分の方も、朝7時半からのミーティングに出ようとしたら、電車が動いていないとのこと。
仕方ないので、マイカーで出勤を決めたはいいが、道路がこれまた大渋滞。
同じように車で出勤の人が多いのか、あちこちから車があふれ出てきた。 さすがに、都心に近づくにつれて車の流れは良くなったが、えらい時間がかかった。
昨晩もつくづく考えたが、気象のみならず大自然の力というのは、すさまじいエネルギーをもっている。
南の海ですこし過剰に海温が上がっただけで、上昇気流が強まり、それが低気圧そして台風へと発展していく。
ほんのちょっとした気温の変化が、大気のバランスを崩し、それが大きなエネルギーとなる。
当初はわずかな温度変化でしかなく、エネルギー密度はひくい。 それが、とんでもなく巨大なエネルギーとなって爆発するのだ。
このエネルギーを、ある程度の段階で活用して、台風に育っていく力を削いでいけないものか。
台風という猛威を早い段階で有効活用させてもらい、災害をもたらす前にガス抜きしてしまうのだ。
これは米国におけるハリケーンも同じこと。 なんとか、できないものだろうか。