みなさん、お久しぶりです。 ジャパン・オペラ・フェスティヴァルで、ずっと留守をしておりました。
今年のオペラ公演が終わりました。 コンサート3本にオペラ6公演と、ぎっしりの11日間でした。
残念ながら、野外オペラということもあって、6公演を予定したものの4公演は雨で中止を余儀なくされました。
ただ、初日と2日目が奇跡的に公演できたこともあって、すごく良かったという評判は口コミで広がったのは、ありがたかったです。
テレビや新聞で大きく取り上げられたこともあって、4日目、5日目、6日目と、当日券でも観たいという方々が相当な数に上りました。
最終日など、もし晴れて公演できていたなら、満席は間違いなしといった人気ぶりでした。
そうはいえ、主催者としても、また楽しみにしていただいたお客様にしても、今年のは完全に消化不足のままです。
実際、来年もぜひ名古屋でやってくれ、今年のリベンジをしてくれという声をみなさんから寄せられています。
有難いことに、東京や大阪はもちろん、札幌や沖縄と全国からもずいぶん来ていただいた。
皆さん、交通費やホテル代がかかって申し訳なかったのに、「雨だから仕方がない、来年を楽しみにしよう」と言ってもらえた。
たしかに、今年は雨にやられた。 だが、さわかみオペラ財団の活動に対する関心と期待は、ずいぶんと高まっているのを実感します。
すごくお金はかかっているが、すばらしく価値のある企画だ、すこしでも応援したい。 そういってくれる人々が、かなり増えてきている。
来年も名古屋でやることに決めたが、もしかするとチケットは完売となるのではないかと思う。
そんなわけで、来年につながるというよりも、より期待が大きくなる方向で、今年のジャパン・オペラ・フェスティヴァルを終えた次第です。
これから、後始末と反省会、そして来年に向けての準備を早々に開始します。 今年の分も含めて、3倍返しで。
久しぶりに会社の机に向かっていますが、旅先でもどんどん気合が入ってきていました。
やることは一杯ある。 先ずは長期投資の啓蒙だが、いよいよこれから拍車がかかってくる。
世界を見わたすに、マーケットの雲行きが怪しくなってきている。 投資環境も荒れ出すのだろう。
いつ始まるか分からないが、おそらく5年から10年くらいは、世界のマーケット全般に大揺れが続く展開となっていこう。
そうなればなるほど、長期投資がその真価を発揮することになる。 世の一般投資家はマーケットの揺れに右往左往するが、われわれはマイペースで楽なもの。
また、オペラや寄付に限らず、お金をつかうことで成熟経済を活性化させる啓蒙活動も、ピッチを上げたい。
明日にでもじっくり書くが、お金をつかう文化を広めることは喫近の課題である。