昔から代替エネルギーの主役のひとつとして太陽電池を勉強してきた身からすると、ようやく本格普及の段階にはいっていくぞとワクワクしている。 ただ、最近のブームはようやくにはちょっと危ういものを感じる。
なにかというと、ソーラーパークとかいって太陽電池を広く大地の上に敷いているが、その下は何も利用されていない。 もともと砂漠などの不毛の地で、その上に太陽電池を敷きめぐらせるのなら問題は少ない。 それでも、地球上人口の増加傾向からみて、砂漠の緑地化も大事なテーマとなってきている。 耕地化が可能な土地はできるだけ有効活用したい。
やはり太陽電池は屋根や壁を使って電気エネルギーを作り出したいもの。 ソーラーパークのように大々的な発電システムではなく、屋根上や壁の壁面で小規模ながら効率よく発電する方が、土地などの面積を潰さなくても済む。
そのためには、太陽電池の表面積あたりの発電効率をさらにさらに高める必要がある。 理想の姿は、もちろん植物の光合成であろう。 太陽の光と葉緑素、それに炭酸ガスと水があれば、極めて効率的にエネルギーを取り出せてしまう。 太古の時代から、あの葉っぱがとんでもない仕事をやってのけているのだ。
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