この表題で、皆さん何を想定しますかな。
民主党はじめ政治のゴタゴタ、
リビアの政治情勢、
年金や子供手当ての行方、まあいろいろあうだろう。
今日の新聞でもそうだが、
企業の事業展開がすいぶんとダイナミックになってきている。
研究開発の分野でも、海外への積極投資でも、
毎日毎日これはすごいぞと目を凝らしたくなる記事が一杯ある。
それらを見るに、企業中心に、
日本の力強さがふつふつと沸きあがってきているのを感じるはず。
政治のだめさ加減や、日本の財政問題や、年金の将来などを、
あれこれ批判したり不安がっていても、なにも生まれない。
そういった問題がどうクリアされていくのかは、
時の流れとともに日本社会の現実となっていくだけのこと。
良い方へ向かってくれればありがたいが、さあどうなることか。
それよりも大事なのは、
われわれ一人ひとりがどう力強く生きていくかだ。
その点で忘れがちなのが、
生活者と企業とは裏表の関係にあるということ。
われわれが生きていくうえで一時として欠かせない、
エネルギーはじめいろいろな生活物資を供給してもらえるのは、
企業のビジネス活動であってこそである。
一方、企業にとっても生活者による消費があって、
はじめて売り上げが立ち雇用も創出できる。
経済や社会のほとんどは、
いってみれば生活者と企業とで織り成しているわけだ。
そう考えてくると、
企業サイドで自助自立の動きが高まってきているのは、
なんとも心強い。
政治も年金も良くなれば、それはそれでよし。
しかし、
どうなるのか後になってみなければ分からないことを、
ああだこうだいっている暇があったら、
われわれ生活者の一人ひとりが自助努力を重ねることだ。
いま、自分でできることを、
どんどん実行に移していく方が、よほど当てになるはず。
裏表の関係にある企業の方が先行して、
自助の動きを加速させているのだ。
みなさんの周りでも、既に動き出している人があちこちにいますよ。
インベスターズTV生放送、本日です。
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