昨夜は、
クローバー・アセット・マネジメント株式会社の新オフィスお披露目会があった。
直販投信の仲間がそれぞれお酒やワインなどを持ち寄って、
ささやかなお祝いと今後の健闘を誓い合った。
クローバーは今年4月に、
浪花おふくろ投信とかいたく投信と楽知ん投信の3社が合併してできた、
投信のプラットフォーム会社である。
投信会社の運営で共有できる部分は一緒にして経営コストを削減しよう、
その上で各ファンドを本来の思いを世の中に訴える活動に全力を挙げよう、
ということで金融庁の認可をもらったもの。
日本では珍しい形態ではあるが、
投信のプラットフォーム会社というものは、きわめて合理的な仕組みである。
一般生活者や小口投資家に対して、
これこれこういった運用で財産作りのお手伝いしたいという思いや志を持った人が、
投信ファンドを手軽に立ち上げられるように投信ビジネスのベースを提供してあげる。
もちろん、投信ファンドをやりたい人なら誰でもというわけではない。
本当に良いファンドを設定して、
世の中の人々に喜んでもらいたいという熱い志を持った人達が、
もっともっと出てきてもらいたい。
その時ネックになるのが、投信ビジネス立ち上げに必要な法的準備である。
それを、投信プラットフォーム会社が一手に引きくけようというわけだ。
現在、クローバーには上に述べた3本のファンドが羽ばたいているが、
本物の投信を是非とも世の中にお届けしたいという志を持った方々に、
ドンドン集まってきてもらいたいものである。
年金も当てにならなくなってきており、
本物の長期保有型の投信ファンドが次から次へと出てきてくれることは、
社会的そして歴史的ニーズである。