1970年代、そして80年代にかけて、米国やヨーロッパは経済問題に苦しみ続けた。 どちらも
先々週5回にわたって書いた、「日本の金利、いずれ上昇の途に」で質問をいただいた。 米国の中
経済は動いたお金の量で、その規模が決まる。 成長力を高めたいのなら、動きまわるお金の量を増
バブルが弾けて27年たったが、日本経済はずっと低迷とジリ貧に喘いできた。 その間、バブル崩
10年かかって、ようやく論語を読み終えた。 これだけ時間をかけて熟読すればと書きたいところ
恒産なくして、恒心なしという教えが昔からある。 ある程度のお金がなくては、人間としての優し
投資は嫌いだとか、博打に手を出したくはないとか、あれこれ言っている人たちは相変わらず多い。
われわれ長期投資家は、いつも5年先10年先までの間に起こり得るリスクを想定し、それらすべて
ここまで書いてきたように、世界の金融や金利の正常化の流れがはっきりしてくるにつれて、日本の
グローバルベースの金利裁定で、日本の金利も否応なしに上がっていく。 そこのところは理解でき
マネーというものは利にさとく、いつでも金利の低いところから高いところへ向かおうとする。 そ
先週も書いたが、米国 FRB の出口戦略に引きずられて、いずれ日本の金利も上昇しだすのは避