長期投資これからの若人よ、自信をもて

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投資は嫌いだとか、博打に手を出したくはないとか、あれこれ言っている人たちは相変わらず多い。

そんな日本社会ではあるが、投資をはじめてみようかなという若人は着実に増えている。

とりわけ、若い女性の間では(40歳~50歳代をも含む)、投資に対する拒否反応が以前よりずいぶんと薄くなっているようだ。

彼女らが投資に前向きになってきている一番のポイントは、ファイナンシャルインデペンデンスに到達した人たちの成功モデルが身近にみられるようになったことだろう。

よくいわれる年金不安や老後不安を語りながら、なにもせずにウジウジしているのが世の男たちである。

それに対し、女性たちは長期投資で成功している先輩たちを実際に見たり、親しい人から聞いたりしての刺激の方が大きいようだ。

土地や不動産を所有して余裕しゃくしゃくの人達は、別世界の住人である。 せいぜい、羨ましいの一言。

ところが、長期投資していてお金の不安から自由になったと聞くと、「だったら私も」という気になっておかしくはない。

ごく普通の主婦たちが、20年近く長期投資してきて、気がついたらファンナンシャルインデペンデンスを達成していた。

そして、その先でどんどん膨れ上がっていく余裕のお金を、好きなことにつかい出している。

そういった現実モデルに身近で触れるにつれ、「すごい! 私もやってみよう」といって、長期投資に踏み切ってきているのだ。

この流れは、今度どんどん加速しよう。 年金や老後が不安だとかで長期投資を始めるのは、どちらかというと「しみったれた動機」である。

それよりも、輝いている先輩たちに刺激を受けて長期投資しようとなる方が、明るくて健康的である。

もちろん、日本経済や社会の活性化にもプラスとなる。 はっきり言えるのは、みなさん長期投資に自信をもっていいよだ。