長期投資の挑戦は楽しいよ

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長期投資は将来をつくっていく方向で、お金に働いてもらうことである。

将来をつくっていく、つまり将来へ向けて価値を高めていく方向に、お金を投入していくわけだ。

株式投資でいうなら、ずっと頑張ってもらいたいと思える企業を応援していくこと、それに尽きる。

応援するという以上、応援の価値がある時にこそ資金を投入する。

それは、応援したい企業が増資に走ったり、その企業の株式が大きく売られている時だ。

増資に応じるのは、その企業が将来成長に向けてなんらかの投資をする時だから、まさに応援の価値がある。

一方、株式が大きく売られている時は、それまでの株主がなんらかの理由で売ろうとしている。

それは経済情勢が悪かったり、その企業の業績動向が思わしくない時だ。

そんな時でも、その企業は社会に向けて大事な商品やサービスを提供し続けている。

なのに、一般の投資家や株主は保有していても儲かりそうにない、むしろ損しそうだからといって売ってくる。

であるならば、われわれ本格派の長期投資家が彼らに代わって、応援株主として登場すればいい。

現在はもちろん、将来に向けてずっと頑張ってもらいたいと思っている企業だ。

なのに、皆がやたらメチャと売ってきている。 そんな株安時に、断固たる意思で応援買いに入るわけだ。

まさに、われわれ本格派の長期投資家として、真骨頂を発揮する場である。

もう、それだけで長期投資は出来上がりといってもいい。 あとは、のんびり構えていればいい。

いつかそのうち、株価が大きく跳ね上がってきた時を見計らって売って、利益を確定する。

投資なんて、安いところで買っておいて、高くなるのを待って売るだけのこと。

もちろん、ずっと応援しようとしている企業だから、全部は売らない。

すこしは残しておいて、相変わらず応援してますよというメッセージを発信しつづける。

そして、またどこかで大きく売られたら、われわれ本格派の長期投資家の出番とばかり、断固たる買いに入る。

もう、これだけで十分なる長期投資を実践できるし、投資のリターンも後からついてくる。

なんとも楽しい投資運用であり、財産づくりである。 そう思えませんか?