今日で今年の仕事納め。 夕方6時ごろから月次報告書の封入作業をはじめる。
それが終った9時ごろから、2018年を締めくくる大宴会。 それで、今夜も午前様という流れ。
明日から正月休みでゆっくりする? 幸い、仕事始めの1月4日まで6連休だ。
久しぶりに家で落ち着けると思いきや、大掃除やら窓拭きやら年賀状書きやらで、あっという間だろうね。
それよりも、新年に向けて、もう今から気合が入っている。 すごい追い風を受ける可能性が高まっているからだ。
追い風? 株式市場が大暴騰する? その恩恵で、さわかみファンドも基準価額を大きく伸ばす?
逆だ。 株式市場はじめ世界のマーケットは相当に荒れるだろう。 年末にかけての棒下げは、その予兆ととらえたい。
そんな中、さわかみファンドは大健闘し、その存在感を広く世に知らしめることになろう。
トランプ、貿易摩擦、景気後退懸念、企業の業績悪化など株売りの材料は目白押し。
やっかいなことに、機関投資家の運用がコンピュータ化されてきており、マクロ指標の変化に即刻対応してしまう。
また、メディアのニュースや企業の業績動向を探って売買するようにもプログラミングされている。
だから、そういった指標やデータが悪い方向に傾けば、コンピュータは一気に売りの指示を出す。
株価が崩れるのを見て、コンピュータはさらに売り乗せを実行する。 この悪循環にブレーキがかからない。
それが、12月に入っての暴落である。 相場はあっという間に棒下げしてしまう。
こういったマーケット展開に対し、どの機関投資家もなす術を知らない。 なにしろ、コンピュータによるプログラミング売買にのめり込んでいるのが彼ら自身なんだから。
そうなってくるにつれ存在感を高めるのが、さわかみファンドのような本格的な長期投資アクティブ運用である。
個別企業をていねいに調査分析し、なおかつ生活者にとって大事と思われる企業のみに投資対象を絞り込んでいる。
その上で、選び抜いた企業の株が大きく売られたら応援買いに入る。 コンピュータによる大雑把な売買とは真逆である。
どちらに分があるかは、明白だろう。 年金など機関投資家の巨額資金が市場を荒らしてくれればくれるほど、長期投資家は安く好きなだけ買い仕込みできる。
大きく売り込まれたところを買っておいて、値を戻したところを売り上がって利益確定するだけでも、十分に投資収益をあげられる。
もちろん、生活者にとって大事な企業だから、業績もそこそこ以上には伸びていく。
したがって、さわかみファンドのような本格派は大荒れのマーケットでも、じりじりと運用成績を上げていくことになろう。
他の運用がズタズタになっていく中で、ひとり成績を伸ばしていくのだ。 存在感の高まりは否応なしだろうね。
そんな展開となるだろうから、さわかみファンド丸に乗船するお客様が増えれば増えるほど、大きな勝負ができる。
そう、この長期投資家日記を読んでくださっている皆さん自身の財産づくりも、来年は大勝負ですよ。
どうぞ、良いお年を!