すごいね、このマネーゲーム反発

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いま、この長期投資家日記を書いている間に、日経平均株価がみるみる700円を超えてきた。

カネ余りバブル高に踊ってきた株式市場だが、さらにマネーゲームの様相を高めているようだ。

昨日の米ナスダック市場が前日までの安値追いから一転して、37ポイントほど上がったのを見ての安心買いだ。

このあたり、バブル相場の最終局面につきものの、派手な乱高下が続いているってところだろう。

それに対し、時々刻々の株価変動に飛び込んで、ディーリング売買を重ねている人達は、さぞかしご機嫌だろう。

機関投資家も、マーケットからつかず離れずをもって運用としているから、もともと投資判断なんて捨てている。

だから彼らは、巨額の運用資金を抱えて、ひたすらマネーゲーマー達についていくだけとなる。

それでいて、受託者責任(フィデュシャリー・デューティ)を唱えているから、笑ってしまう。

年金など投資家顧客の資産を受託運用するにあたっては、高いところで売って利益確定と資産の保全を図るのが当然の運用責任というもの。

しかるに、彼らは下手に投資判断して、マーケットから置いてきぼりを食らいたくない。

それで、相場を最後の最後まで追いかけては、暴落相場に遭遇して「なんとかショックで、不可抗力でした」と弁解を繰り返す。

あまりにも無責任だが、世界の機関投資家運用の大半が、この無責任運用に堕してしまっている。

その反省もあって、最近はフィデュシャリー・デューティを唱えるようになってきたが、なんら改善は見られない。

一方、個人投資家は自分の資産を保全しつつ、少しずつでも大きく殖やしていきたい。

ということは、マーケットの大きな下落に巻き込まれたりは、絶対に避けたい。

そのためには、こんなカネ余りバブル高のマーケットからは、一刻も早く離れるべしだ。

メディアなどの報道では、マネーゲーマー達も一緒くたにして株高を騒ぐが、それに引きずり込まれないこと。

大事にしたいのは、「安く買っておいて、高くなるのを待って売る」、自分の投資リズムを守ることだ。

そして、「鯛の頭と尻尾はくれてやれ」で、欲を突っ張らせずに暴落回避に徹するのだ。

これを書きだして、1時間半を超えるが、まだ株価は高値圏にある。 まだ、マネーゲーマー達が頑張っている。

われわれ本格派の長期投資家からすると、「どうぞ、お好きなだけ欲を張って、暴落相場まで行ってしまってください」だ。

皆が大損したところから、われわれ本格派の長期投資家は、待ってましたと買い仕込みに入ろう。