今日で今年の仕事納めという方々が多いと思う。
われわれ金融ビジネスは30日までだから、あと3日を頑張り抜かないと正月は迎えられない。
ともあれ、今年の仕事は間もなく終わる。
その前に、もう一仕事やっておこうではないか。
ずっと書いてきているように、
これからは自分も頑張って働くが、お金にも働いてもらって、
そのふたつが二人三脚を組んで経済的な基盤を固めていく必要がある。
給与収入が減ったり不安定になっても、
自分のお金が働いてくれてきが少しでも支えになってくれたら、どれだけ心強いことか。
ありがたいことに、お金の働きは年中無休で頑張ってくれる。
多くの人が仕事を休む正月などは、むしろ稼ぎ時と張り切ってしまうのだ。
また、お金の働きは長期投資にまわす限り、
疲れも見せずに定年もなしで頑張ってくれる、本当に頼りになる存在でもある。
正月休みに入る前に、5年10年はずっと応援し続けるぞと思える企業の株だけは買っておこう。
よく長期休暇の間には何が起こるか判らないから、投資ポジションを減らして現金にしておこうというが、
あれは相場追いかけ型の投資家のもの。
われわれ長期投資家は企業の将来にわたる利益成長可能性だけを見て、
株価が安い間に買っておこうとするだけ。
だから、長期休暇を前にして多くの投資家が現金ポジションを高めようとする時などは、恰好の仕込み場となる。
それでも不安というのなら、ちょっと安値に買い注文を入れておけばよい。
さわかみファンドも、もうそれほど現金は残っていないが、
安値にはたっぷりと買い注文を置いたまま年越しを迎えるよ。