今年から本格的に広めていこうとしているのが、生活者投資家という考え方。 経済や社会は人々の毎日の生活と、それを支える企業の生産および供給活動とで成り立っている。
毎日の生活で人々はいろいろ消費するが、それが企業の売り上げになる。 企業は売り上げが伸びていってこそ、雇用の拡大や将来への投資を高められる。 また、利益も確保できる。
人々にとっても、企業による生産と供給のビジネス活動あってこそ、毎日の生活が成り立っていく。 それは、1年10か月前の東日本大震災を思い出すまでもないだろう。 企業によるエネルギーや生活物資の供給が一時でも止まれば、われわれは命すら危うくなる。
いってみれば、生活者と企業とは紙の表裏みたいに切っても切れない関係にある。
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