1996年7月4日に、さわかみ投資顧問(株)が誕生した。 それから18年の日々が過ぎ、さわかみ投信(株)、さわかみホールディングス(株)、 (株)ソーシャルキャピタル・プロダクション(SCP)、コミュニファイ(株)、ウルソンサービス(株)、さわかみ一般財団法人が設立され、それぞれの事業で社会にいろいろな価値を生み出している。
今日が、さわかみグループの創立記念日であり、19年目の活動開始の日でもある。 ひとつの区切りではあるが、感慨にふけっている暇はない。 われわれはいつも将来に向けて走っていて、いつでも十分に忙しい。
いろいろやっている中で、たとえば19年目に結実してくる大きなものがいくつかある。 どれも、さわかみグループならではのものである。 ほんの一部を紹介しよう。
さわかみ投信でいくと、目の前に迫っているのがファンド基準価額の100%超えだ。 日経平均や TOPIX (東証一部株価指標)に比べ、設定来で2倍の成績差が間もなく現実となる。 さわかみファンドが設定されて14年と10カ月になろうとしているが、平均株価との開きがじりじりと広がってきて、いつの間にか2倍の差となっているのだ。
これが実力である。 平均株価との差が2007年の7月には94.3%にまで開いたものの、リーマンショックから数年間の安値応援買いで成績差が縮まっていた。 それが昨年からの成績急回復で、いよいよ2倍の差に広がっていこうとしているわけだ。 これから先もどんどん開いていくことになろう。
9月には、長期視野の個人投資家と企業とが大合同する企画が進んでいる。 一般的な短期張りの個人投資家ではなく、長期で企業を応援していこうという個人投資家の集まりといったら、さわかみグループにしかできない芸当である。 詳細はそのうちに。
10月後半からは、 SCP が製作した映画が全国上映となる。 長いこと我々もかかわってきた感動の実話をベースにして、芸術性の高い映画が出来上がった。 できるだけ多くの人々に観ていただきたい。
長期投資をベースにして、より良い世の中をつくって行こう、もっと素敵な社会を子供たちに残してやろう。 それが、さわかみグループの目指すところである。 やりたいことはいくらでもある。 19年目も忙しくなるぞ。