純資産額が過去最高、一刻も早く。。。。。

Browse By

 昨日、さわかみファンドの純資産額が過去最高を更新した。 2007年の7月に記録した2758億円を上回って、昨日は2761億円となり5年と8か月ぶりに更新したもの。

 夕会の時に、その発表を受けて社内では軽く拍手が広がった。 みな、心の中で基準価額も一緒に最高値を更新して欲しかったと思っている。 否、基準価額の方が先に2万円を上回ってくれて、お客様に先ず喜んでもらいたいと願っているからこそ、嬉しさも半分どころか2分なりの拍手だった。

 そう、一刻も早くファンドの基準価額が2万円を大きく上まわってほしい。 もちろん、2万円を少し超えたぐらいで、やれやれとか十分とかいう気はない。 さわかみファンドの基準価額が3万円、4万円、5万円と上伸していってくれるべく、社員一同が全力を尽くしたい。

 ファンド仲間の皆様、そしてこれからどんどんご縁をいただくであろう一般生活者の皆さん、みんなで一緒にどっしりとした財産づくりを進めたいもの。 良い世の中づくりにお金をまわしていく本格的な長期投資で、重みのある資産を築いていくのだ。

 どっしりと重みのある財産づくりが進んでいくと、日々の生活の安定度や将来への安心感が高まる。 昔から言われる、恒産なくして恒心なしである。 それを、ファイナンシャルインデペンデンスともいう。 お金お金であくせくしなくなると、人はどんどん優しくなれる。 しっとりとした生き方ができるようになる。

 さわかみファンドは、できるだけ多くの一般生活者に安心し信頼して集まってもらって、巨大ファンドになっていこうとしている。 運用成績の約束はできないが、皆でどっしりとした財産づくりを進めてもらえることで、しっとりとし人間としての優しさにあふれた社会や経済を築いていくことができる。 そこに住むのは、われわれ自身であり子どもや孫たちである。

 そういった理念や運用哲学を持って生まれたさわかみファンドだから、安っぽい薄っぺらな運用成績を追い求めはしない。 たとえ時間がかかっても、どっしりとした長期投資の成果を積み上げていく。 質量感のある運用成績をお届けするのだ。

 2005年から2007年の7月に向けて、ファンドの基準価額が一挙に2万円超えまで上がってくれたが、あの質量感にあふれた成績上伸こそが、本格派の長期投資の真骨頂である。 第2回目の成績上伸も、そう遠いことではないのでは。

 みなさんよい週末を。

 

 ブログへのコメントや質問への回答は、毎月第2第4水曜日20時より配信される生放送番組、「インベスターズTV水曜劇場」にてお答えしております。 当ブログでお答えすることはありませんので、ご注意ください。 インベスターズTV水曜劇場は http://www.investors-tv.jp でご覧になれます。

 

 【広告】

 本の紹介です。電子書籍版で、スッと読めるボリュームに抑えています。

 澤上篤人の新著「長期投資家のための企業分析と実践」が発売されました。 普段「なぜ長期投資・運用が必要か」を題材にした本、またはセミナーが多い著者ですが、今回は、その実践編となる企業の分析方法などを具体的に書いています。 直接投資をされない方でも「富とは」「費用とは」を考えることができる一冊となっておりますので、ぜひご覧ください。

 さわかみ投信取締役運用本部長の黒島氏の本も合せてご紹介します。ちなみに、黒島氏の本は紙媒体も用意しております。

 澤上篤人「長期投資家のための企業分析と実践」
 https://play.google.com/store/books/details?id=C3cfzZzBRNUC&source=gbs_api

 澤上篤人「お金をまわして日本を元気にさせよう」
 http://itunes.apple.com/jp/app/id475297966?ls=1&mt=8

 黒島光昭「特許物語」
 http://itunes.apple.com/jp/app/id459089234?ls=1&mt=8

 http://scps.shop28.makeshop.jp/shopdetail/002000000001/