さわかみグループの SCP (ソーシャルキャピタル・プロダクション)が、配信しているインターネットTV がどんどん面白くなっている。 もともと、一切のスポンサーやコマーシャル抜きで、”これぞ本物” を世に広く伝えようという思いで、2年半ほど前から報道をはじめた無料番組。
これぞ本物と思えるものを見つけ出していくことが、われわれにとって世の中を広く知ることになる。 そして、先ずは自分たちで ”すごいな、こういうのは多くの人々と共有したいな” と感動したもののみを、インターネットTV で流す。 したがって、一つ一つの番組が真剣勝負となる。 どんなものを選んでいるのか、われわれの本物観が随時問われるわけだから。
もちろん、本物というものに対する見方は、人それぞれの価値観によって違ってくるのは当たり前。 われわれが本物と思っても、それが単に世間知らずの独りよがりなのかもしれない。 それでも構わない。 そういったリスクからは逃げない、むしろは積極的に取っていくのが、われわれの挑戦である。
世に真正面から ”これぞ本物” を問うていくことで、われわれも磨かれるし、世の中というか人々の心に問題提起できるはず。 その目的は日本をもっと楽しくしようよ、明るく前向きで活力あふれた社会を子どもや孫たちに残してこうよだ。 ゴールはない、永遠に続けていく挑戦である。 そういった意思と気概にあふれた、意欲的な番組である。
前置きが長くなってしまった。 そのインターネットTV 番組に自分も、毎月の第2と第4水曜日の夜8時から1時間ちょっと、出させてもらっている。 相棒の大輔お父さんと最初すこしばかり最近のトピックスを語り合って、すぐ質問コーナーに入っていく。
質問コーナーだから、文字通り視聴者の皆さんからの質問をお受けして、それを大輔お父さんとじっくり語り合う。 ご存知のように自分はバリバリの体育会系で、ストレートに生きている。 それもあって、質問へのお応えも、どちらかというと硬派的となる。 その質問コーナーがどんどん面白くなってきているのだ。
日頃から、金融や投資に関することに限らず、どんなテーマでも構いませんよといっている。 昨晩などは ”宇宙旅行に行くとしたら” とか ”もし、20歳に戻ったら、なにをしますか” とかにまで、質問が広がっていった。
いい感じだなと盛り上がったのは、カメラのレンズを通してなんだが、視聴者の皆さんが目の前におられるような親しさが、回を追うごとに色濃くなっていることだ。 よく双方向性というが、親しさを感じられるほどのものは意外とないのでは。
親しさや、いい意味での人間臭さにあふれていて、それでいて視聴者と一緒に美意識や目線の高い生き方を求めていく、そんな番組って楽しいと思いません?
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