この土曜日(12日)、福岡は博多国際展示場&カンファレンスセンターで、さわかみファンドの運用報告会が開催される。
今回が第27期の運用報告となるが、九州では初めての開催となる。 10時~16時まで。
日本の投信で27年間にわたって、まともな成績を積み上げてきたファンドは、ほとんどない。
まともな成績? そう、これは日本の投信業界の悪弊で、どの投信ファンドも2~3年が、せいぜいの運用期間であった。
せいぜいの運用期間? そう、日本の投信は大量設定・大量解約・野たれ死が、一般的なパターンだった。
その時々の投資家人気に照準を合わせて新ファンドを設定し、大々的に営業をかけて大量販売する。
当然のことながら、販売サイドは大半が3%に設定していた販売手数料をたっぷりと稼ぐ。
鳴り物入りで大量設定した新ファンドは、そこまで囃し立ててきた投資家人気がはげるとともに成績は悪化しだす。
なんだ儲からないじゃないかと、投資家からの解約が出だして、売りはどんどん加速する。
それが大量解約の嵐だ。 もうそうなってくると、運用どころではなくなる。
気がついたら、くだんのファンドは残骸のようになって、その後10年20年と存続するだけとなっていく。
これが野たれ死にだ。 最近は制度変更もあって、野たれ死にファンドの償還や吸収合併も増えてきた。
2000年の初めに大々的な販売で一世を風靡した1兆円ファンドも、昨年吸収されて姿を消した。
そんな日本の投信業界にあって、さわかみファンドは27年間ずっと本格的な長期投資運用を展開してきた。
当初は直販の投信なんてすぐ潰れるとか、さんざん言われていたものが、5000億円を超すファンドにまで成長した。
その間の成績も、年率にして7.6%と立派なもの。 日本の運用業界では出色の長期運用実績である。
さわかみファンドの運用では、いつもマーケットとはつかず離れずの運用スタンスを守る。
その上で、長期的に投資価値を高めていってくれる企業を応援しようと、安く買っては高く売る投資リズムに徹する。
それが、安定度と再現性の高い運用となって、投資家顧客の安心感と信頼につながっていくわけだ。
土曜日の運用報告会でも、そのあたりの運用哲学を実感してもらえる場となる。
ファンド仲間も参加いただく企業さんも、みな一緒になって本格的な長期投資の良さを讃える日となる。
自分も、もちろん参加します。 皆さん、博多での運用報告会の会場でお会いしましょう。
