どうやら書きそう

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 株式会社ソーシャルキャピタル・プロダクション(SCP)が発行する小冊子を書き終えた。  近々、電子書籍として発刊されるだろう。

 ひとつ片付いたが、先週ちょっと書いたように ”やっぱり、株は上がるぞ” を出さなければいかんな、という気持ちが高まってきている。これだけ株価全般が売られているいま、大きな声で株を買っておこうと訴えたい。

 長期的には、すごい買いチャンスだと強く思うからだけではない。読者の皆さんも含め、一般生活者の自己防衛にも株を買っておくことがどれほど大事かを訴えたいのだ。

 生活防衛という意味では、預貯金に眠らせている個人マネーのたった5%から10%株買いに向かってくれるだけでも、日本経済は驚くほど元気になってしまう。 経済活動が活発化して、給料が増えれば国民のすべてにとって幸せである。世界最大の眠れる資源を活用しない理由はない。

 財産防衛はもう言うまでもないだろう。預貯金においておいたところで、年0.02%の利子では100万円を2倍の200万円にするまで、3600年もかかってしまうのだ。安全と信じきっていいる国債を買ったところで、10年もので0.8%ちょっとにしか回らない。 超お粗末な財産づくりしか期待できない一方で、いずれは長期金利の上昇と国債の値崩れという悪夢に直面する。

 政治の混迷ぶりからも国はどうみても当てにできそうにない。 一方、企業の方は世界経済の成長とグローバル化の波に乗って、身軽な経営で利益獲得機会の最大化を狙っている。 大事な虎の子を任すに、国を頼りにするのとグローバル企業と一緒に頑張るのと、どちらの方が安心かは論を待たないだろう。

 そう考えると、やはり書かなければと思う。 ただし、世に出すのは早ければ早いほど良い。 となると、ここからどう時間と闘っていくのか、またまた酷い日々を送ることになりそうだ。

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 本の紹介です。電子書籍版で、スッと読めるボリュームに抑えています。 さわかみ投信現社長の黒島の本も合せてご紹介します。ちなみに、黒島の本は紙媒体も用意しております。

 澤上篤人「お金をまわして日本を元気にさせよう」
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 黒島光昭「特許物語」
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