ビジネスでも投資でも、
これから需要が高まるであろうものを早めに手当てしておくことが利益獲得の要諦である。
あちこちで、今年はどんな色が流行るだろうかとか、
どんな株が人気化するのかといった話題が飛び交っているじゃない。
それも、いち早く需要動向を捉えようという現れである。
そこで長期投資だが、われわれはいつでも10年ぐらい先を読み込んで早めに買っておこうとする。
10年の間には、米国の大統領選挙は間違いなく2度あるし、オリンピックだって2度ある。
つまり、10年の間にはいろいろなことが起こるであろうし、
といって何が起こるのか予測などできやしない。
それでも、10年先の投資リターンを求めて買い仕込みをするのだ。
さあ、どうするか?
10年20年ずっと増え続けるであろう需要だけに、投資対象を絞り込めばよい。
たとえば、地球規模で足らなくなるであろうものだ。
地球上の人口は現在69億人で、毎年1億人前後ずつ増加している。
そして、新興国に代表されるように、
どこの国の人々もより豊かな生活を求めてすごい勢いで働いている。
人口が毎年1億人も増加し、一人ひとりがより豊かになろうと頑張っているのだから、
食料はもちろん、エネルギーから工業原材料や水まで、どれもいまの供給体制ではとても追いつかない。
環境の悪化も避けられない。
となれば、そういったものの価格はどんどん上がっていくだろうし、
供給力増強投資が加速するのは容易に想像できる。
この辺りの需要の伸びは、より高まることはあっても萎んで行くなどありえない。
であるなら、思いっきり買っておけるはず。
株価全般は緩やかながらも上昇軌道に入りつつある。
押し目があれば、どんどん積極的に買っていくに限る。
まして、地球規模の需要の高まりを想定できる分野の投資であれば、いくらでも買っておきた。
今日明日と、工場訪問で関西へ出張します。 それで、明日のブログはお休みします。