いまはアウトサイダーかもしれないが

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 ライフネット生命の出口社長、岩瀬副社長と3時間ほどジックリ語り合った。

 ライフネット生命は2年4ヶ月前に生まれた、まだ小さな生命保険会社である。

 日本の生命保険史上で初めてという表現が一杯当てはまる、

 ベンチャー的な存在だが詳しくは同社のホームページを参照してください。

 

 話が弾むのは当然のこと。

 なにしろウチもアチラも、

 受益者の利益をトコトン追求しようという会社設立の理念を共有しているから。

 ふつう会社を立ち上げる時は、

 表向きこそ世の中のためとか人々の利益に資するとか格好をつけるが、

 やっているうちにどうしてもビジネス拡大とか収益とかが先になってしまう。

 そうしないと、出来たばかりの会社が潰れてしまうことにもなりかれない。

 

 我々は違う。

 そもそも、何のため誰のために投信や生命保険をやるのかを徹底的に考えた上で、

 やってやろうじゃないかと立ち上がった。

 金融にしてもどんなサービスにおいても、お客様に選ばれてこそ商売が成り立つ。

 既存の金融機関の多くに見られる儲けよう儲けようのビジネス姿勢をごり押ししていると、

 いずれはお客様に捨てられてしまう。

 

 まあ、いまでこそお互いに金融アウトサイダーの身に映るかもしれないが、

 そのうち世の中に選ばれて大きく伸びていくことになるのだろう。