今日はすこし戻している。 すこしと書いたが、日経平均株価で1500円ほどの上昇だから、結構大きな戻りである。
それでも、感覚的には大きく下げた後の真空地帯を、フワッと株価が戻しているといったところか。
ここまで派手に下げたのだからと、値ごろ感での買いがどんどん入ってくる。 そういった感じでもない。
むしろ、「しまった、高値を追っている間に売っておけば良かった」と悔やむ投資家の方が多いのでは。
イラン情勢の進展次第だが、このまま時間が経つにつれて投資家の間で、まだまだ買えるとする積極的な姿勢は弱まっていく。
逆に、株価が大きく戻ったら売ろうという、戻り待ちの投資家が急激に増えていく。
そうなってくると、株価の上値がどんどん重くなっていって、下げ反応がひんぱんになる。
ここまで、今こんな感じなんだろうなと、マーケットの状況や投資家心理を書いてみた。
まあ、そんなもの、われわれ本格派の長期投資家にとっては、どうでもいいこと。
ずっと前から、この長期投資家日記でも「売れるものは売って、マーケットから離れろ」と主張してきた。
読者の皆さんも、バブル買いから一線を画してきたから、この下げも「ようやく来たか」と冷静に眺めていられるはず。
それどころか、まだまだ先のことだが、いよいよ始まるであろうマーケットの本格的な下げに、早くも準備に入れる。
これからの大きな下げを注視しながら、どこでどんな買いを入れるかを、じっくり考える段階に入っていくわけだ。
この違い、大きいよ。 世の投資家の多くはマーケット暴落に遭遇し、大きな投資損を抱え、売るに売れないまま右往左往する。
それを横目で眺めながら、われわれ本格派の長期投資家は、おもむろに安値バーゲンハンティングの準備に入っていくのだ。
とんでもない大混乱が収まっていく頃には、多くの投資家とホンモノの長期投資家とでは、びっくりするほどの大差がついている。
そのあたり、マーケットを追いかける投資もどきと、本格的な投資との違いで、どうにもならない。
