週末は広島、そして岡山で、さわかみファンド20周年の感謝祭があった。
どちらの会場にも、100名近いファンド仲間とその家族にお集まりいただき、大いに盛り上がった。
なによりも楽しいのは、みなさんがニコニコ顔で来られ、終始おだやかな雰囲気で2時間があっという間だったことだ。
かなりの人が10年を超すファンド仲間で、2000年代に入ってからの不良債権問題の最終処理や、2008年のリーマンショックを乗り越えてこられた。
いわば戦友である。 逃げ出したくなるような状況下を、なんとか頑張り抜いた。 そして今日があるといった、百戦錬磨の戦友だ。
大きな荒波を乗り越えてきた経験からか、今後もなにがあろうと、さわかみファンドとともに頑張っていくぞ。
そういった意思と覚悟が、おだやかで笑顔にあふれる対話の中で、ひしひしと伝わってくる。
こんないい方々に、さわかみファンドは支えられているのだ。 そう思うと、ジーンと熱くなるものを感じてしまう。
そして、ますますをもって気合を入れて本格的な長期投資の道を邁進しなければと、気持ちを新たにした。
投資は常に、今この瞬間から先の世界である。 どう、どのように行動していったかは、時の審判を仰ぐのみ。
時間の経過とともに、ますます真価を発揮できるよう、毎日の仕事ひとつひとつが勝負だ。
ファンド仲間の優しく穏やかな笑顔に甘えてはいけない。 どこまで厳しく長期投資の日々を送っていくかを、われわれは自身に問おう。
そのご褒美が、将来いただくファンド仲間の笑顔だ。