そろそろ第2の飛躍に入っていく

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 投信ビジネスから始まった、さわかみグループが大きく活動の輪を広げようとしている。 その先駆けになるといえるものが、今週の金土日の3日間、茨城県の大洗町で開催される日本プロサーフィン連盟主催の第18回全国大会である。

 日本プロサーフィン連盟は30数年の歴史を誇る、日本におけるサーファーたちの総本山である。 そこが苦境に陥って、今年の全国大会開催を断念せざるを得ない状況に追い込まれた。 これまでの企業スポンサーがいろいろな理由で降りたためだ。

 資金の裏付けがないから止めるのか、なにがなんでも全国のプロに技術を競ってもらいたいのか、どちらにするかで当事者たちは相当に悩んだ。 さわかみグループにはサーファーがゴロゴロしているから、その悩みや相談が流れ込んできた。

 そこで提案したのは、自分たちで資金を集めたらどうだということ。 サーフィンを愛する人間たちが、みなで力を合わせて全国大会を開催すればいいじゃないか。 大事なのは資金があればやるとかの、はじめからお金ありきではなく、なんとしてもやりたいという意欲や思いの強さだ。

 今年も全国大会やるぞと決めて、そこから資金集めに奔走した。 全体の費用からすれば到底及ばぬものの、連盟の幹部から一般サーファーまで皆が力を合わせて資金集めに汗を流した。 その上での開催となったから、昨年までの企業スポンサー丸抱えと違って、みなの手作り感にあふれるものになった。

 皆さんもどうぞ大洗まで足を運んでください。 自分も日曜日は朝から大洗です。 なお、 JPSA のホームページで全国大会の様子は同時放映されるので、遠くの方はそれをご覧ください。

 上にも書いたように、さわかみグループが活発に動き出している。 さわかみファンドも、秋口からいろいろ動きを高めていこうとしている。 本格派の長期保有型投信の重要性は高まる一途。 それにお応えできないようでは話にならないのだから。