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株価急落、その次に来るのは?

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しぶとく頑張ってきた米国株市場も、ようやく崩れを見せはじめたようだ。

昨日の米興業30種平均ダウ株価も、ナスダック市場も派手に下げてくれた。

米中間選挙で上院下院とも民主党が圧勝し、トランプ政治にNo を突き付けた。

トランプ政権にすり寄ってきた巨大ハイテック企業には逆風になるということで、関連企業の多くが総崩れとなった。

それを見て、日本株市場も急落している。 日経平均株価で4000円を超す棒下げとなっている。

一時は7万円を超えた高値からみると、18%強の下げである。 いよいよ逆回転に入ったかなというところだ。

逆回転? そう、超のつくほどのカネ余りで、これでもかこれでもかと上値を追ってきた、ここまでの株価上昇。

その総仕上げとして、AI関連の投資ブームが世界の投資家たちに、いい夢をみせてくれていた。

その夢はまぼろしと消え去り、これからは売り叩かれる一途の株価を眺め続ける悪夢となっていく。

株価急落のすぐ横で、別の悪夢が待ち構えている。 それは金利の上昇である。

といっても、米FRB や日銀など各国の中央銀行が決める政策金利のことではない。

社債など保有債券の売りが出てくると、その流通利回りは反比例して高まる。

また企業などが経営不振などで資金繰りに苦しみだすと、貸し出し金利は高まる。

それらを市場金利の上昇という。 こちらは政策金利とは違って、経済の現場で発生する金利上昇である。

これから要警戒なのは、プライベートクレジットとかプライベートエクイティの解約売りだろう。

世界の生保など金融機関や富裕層がより高い利回りを求めて、投資ファンドとかに資金を提供してきた。

それらを総称してノンバンク融資という。 ノンバンク融資はかなり前から銀行の融資額を大きく上回ってきた。

各国の金融当局の監視下にある銀行融資とは別に、はるかに大きな金額の資金が投資ファンドなどに向かっていたわけだ。

それらの投資や融資勘定は、より高い利回りを求めてジャンク債などリスク投資に群がっている。

当然のことながら、株式市場などが荒れ出すと大慌てで解約やジャンク債などの売りに走る。

債券に売りが出て価格が下がると、反比例して流通利回りは上昇する。

それを市場金利の上昇というが、日銀などが決定する政策金利とは違って、誰かがコントロールするようなものではない。

なにしろ、保有している債券を売るのは自由だから、リスク回避の投資家が我先に売ってくる。

いまは落ち着いている長期金利だが、株式市場など金融マーケットが荒れると、どこかで急上昇をはじめよう。

それが、世界の金融マーケットをさらに下げさせる決定打となるのだろう。