ヘッピリ腰の投資家が多い日本株市場では、海外のどこかの市場が下がっていると、もう逃げを打つばかり。 そこを狙いすましていたかのように、先物などで売り叩かれるから、株価はいつも過剰に下がってしまう。
それでいて、儲けよう儲けようという気持ちだけは一人前。 株価全般が戻りに入ってくると、慌てて飛び乗り買いにすっ飛んでくる。 そして、なにか悪材料が出て売られると真っ青になって売り逃げようとする。 なんともまあ、忙しいことよとあきれてしまう。
もちろん、投資家それぞれが好きにやればよい。 どたばたの売買を繰り返して、儲かった損したで一喜一憂するのも、本人の自由である。 それが株式投資と思っている人たちにとっては、放って置いてくれだろう。
われわれ長期投資家は、やはり安い時に買っておいて高くなったら売ることで、しっかり財産づくりを進めていこう。 なにがあっても、慌てず騒がずで、安ければとにかく買い増しだ。 投資対象を厳しく選び込んで買うわけだから、相場全体が下がっていたところで、なんの恐怖感もない。
新年度に入って、ちょっとモタモタしているが、安いところはしっかり拾っておこう。
【広告】
本を出しました。今回は電子書籍版として、スッと読めるボリュームに抑えました。 さわかみ投信現社長の黒島の本も合せてご紹介します。ちなみに、黒島の本は紙媒体も用意しております。
澤上篤人「お金をまわして日本を元気にさせよう」
http://itunes.apple.com/jp/app/id475297966?ls=1&mt=8
黒島光昭「特許物語」
http://itunes.apple.com/jp/app/id459089234?ls=1&mt=8
http://scps.shop28.makeshop.jp/shopdetail/002000000001/