さわかみファンドが、Last Resort に

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よく、金がいざという時の頼り(Last Resort) といわれる。 どんな時でも、宝石など貴金属を差し出せば何らかの現金を手に入れることができる。

なかでも、金は格別である。 宝石の場合は大きさはもちろんのこと、カッティングや色合いでもって、価値の評価が分かれる。

その点、金は融かせば、いつでも1オンス何ドルという市場評価が得られる。 つまり、どんな時でもその時の時価での価値が認められるわけだ。

これは、なんとも頼りがいのある財産である。 したがって、いざという時のために金を保有しておくことで、確かなる安心感を得られる。

ただし、金は相場商品なので財産づくりの柱にはなりえない。 相場商品とは?

金を買う人が多くなれば、金価格は上がっていく。 一方、売る人が増えると金価格は下がってしまう。

その時の相場次第で、財産額が増えたり減ったりすることになる。 これでは、不安定極まりない。

その点、財産づくりの王様である株式投資は、企業の長期的な利益成長で投資価値が高まっていく。

つまり、長期的には相場変動を超えた財産づくりを期待できるのだ。 もちろん、しっかりとした企業選別が鍵となる。

そこが、さらなる金との違いとなる。 金は融かせば重さで一律に評価されるが、株式投資は企業選別能力で天と地の差となる。

そう、企業選別さえきちっとしておけば、長期の本格的な株式投資は金よりも安心感と安定化のある財産づくりとなっていくのだ。

長期の本格的な株式投資? いつでも10年ぐらいを一括りにして、その間に起こりうるリスク要因をすべて削ぎ落した投資シナリオを設定する。

その上で、これとこれは10年後もビクともしていないだろうという投資対象のみを選別した投資を淡々と進める。

たとえ、2~3年の間なら儲けられそうな投資案件があったとしても、それらはすべて捨てる。

世の中、どう変化するか知れたものではない。 だから、君子危うきに近寄らずで手を出さない。

このぐらい、リスク要因を徹底的に削ぎ落さなかったら、お客様に安心してもらえない。 とてもではないが、長期の財産づくりにはならない。

それだけ厳しい絞り込みをしているのが、さわかみファンドである。 求めるは、10年20年後のお客様の評価と喜びだ。

コロナウイルスの感染問題で、いまもその後も世界経済は大荒れとなろう。 いずれ、インフレも襲来しよう。

そういったリスクを読み込んだ上で、なお長期の財産づくりをお手伝いしようと本格的な株式投資を貫いている。

まさに、一般生活者の長期の財産づくりをお手伝いさせてもらおうとして設定された、さわかみファンドの面目躍如である。

できるだけ早い段階から、できるだけ多くの預貯金などの資産を、さわかみファンドに移し込んでいただければと強く願う。

早ければ、5年もしないうちに、さわかみファンドにしておいて良かったと、喜んでいただけると確信している。