バタバタと長期投資に向かう(後篇)

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昨日は書き足りていなかったので、もう少し続けます。 むしろ、ここからが本論です。

徳島のように、皆がワイワイと盛り上がって町の活性化に動いていると、考え方も行動もどんどん前向きになっていく。

あれもできるんじゃない、これもやってみようよといった感じで、おもしろいアイデアも出てくるし、じゃあやってみようかと行動も軽くなる。

そんな流れの中で、いつしか日頃の問題意識やああだこうだが、「動けば、なんとかなるんじゃない」といった、とらえ方になっていく。

たとえば、若い人たちは大学とかで徳島から出て行って、そのまま戻ってこない。 ずっと、そう嘆いてきた。

しかし、皆で賑やかにやっていれば町は活性化するし、仕事も増えてくる。 仕事があれば、いくらだって都会から戻ってくるんじゃない。

いま、皆でオペラに参加して楽しんでいるが、ちょっとお金をつかうだけで、こんなにもおもしろい展開となっている。

そういうことなら、住民をもっともっと巻き込んでいけば、いろいろな方面から町を元気にさせられる。

若い子たちの就職先もできるし、なによりも徳島の魅力が増す。 むしろ、域外から人がやってくるようになるだろう。

あるいは、いつもの年金問題や老後不安。 これなんかも、徳島の仲間たちは実に軽いノリになりつつある。

仲間の一部から、長期投資やっておけばいいよと聞かされる。 じゃあ、私もやってみようかとなる。

ああだこうだから、もう抜け出している。 だから、みなさん「良いかも」と思ったら、行動が早い。

そこで決定的に大事なのは、「長期投資いいよ」と言ってくれる人たちへの信頼感である。

彼ら彼女らは、自分もやっているから長期投資いいよと言っているだけ。 商売っ気は、まったくなし。

それどころか、長期投資いいよと言いながら、楽しそうな顔して自分の仕事やらオペラやらで、どんどん先へ進んでいっている。

安心し信頼できるところに、おまかせしているんだから、なんの心配もしていないよを、地でいっているのだ。

そういった仲間の姿をみるのが、一番の安心となる。 じゃあ、私もやってみようと口座開設に躊躇しない。

皆で盛り上がりながら、その過程で長期投資も始めてしまっていた。 こういった展開は素晴らしい。

この徳島モデルを、どんどん大きなものにしていきたい。 その先で、長期投資が日本中に広がっていったら最高である。