来週の3日(土)14時~16時で、さわかみオペラ財団の10周年記念の集まりがある。
28名のオペラ歌手や演奏家と、160名ほどの仲間が大集合して、すごく楽しい2時間となる。
元はというと、長期投資で経済的自立を達成した先には「カッコ好く、お金をつかおう」ステージが待っている。
そのステージに達した、さわかみファンド仲間の皆さんに、そろそろ「世の中にカッコ好く、お金をつかって」もらおう。
そう考えて、長期投資で殖えたお金を世の中にまわすにあたり、両極端なモデルを示すことにした。
気持ちの満足としては、寄付の財団として「お金をまわそう基金」を設立。
一方、こころに超贅沢をということで、総合芸術の華とされるオペラ財団を設立した。
どちらも公益財団法人として内閣府の認可を取得し、寄付の文化や音楽文化の裾野広げに邁進してきた。
お金をまわそう基金では、世の中の不条理や不合理に対して、地道に活動している団体が一杯ある。
その活動ぶりを広く知っていただき、かつ多くの人々からの寄付でもって、お手伝いさせてもらうのだ。
まだ基金では、年間で数千万円の寄付を多くの団体にお届けしている段階である。
これを、一刻も早く数十億円、いな数百億円の規模にまで高めたい。 数千億円の規模になっても構わない。
それだけ、より多くの団体を通して、世の不条理や不合理の解消に、お役立てすることができるのだ。
気持ちの満足かもしれないが、見てみないふりはできない、知らん顔もできない。
だったら、長期投資で殖えた資産の一部でもって、カッコ好くお金をつかおうではないか。
もう一方のオペラ財団では、設立当初から興行としての音楽活動を超えた目線の高さを貫いている。
目指すは、ホンモノのオペラを楽しんでもらうことで、日本経済や地域社会の活性化につなげていくことだ。
ありがたいことに、全国各地で多くの人々を巻き込みながら、さわかみオペラ財団の活動は拍車がかかっている。
あちこちで、「オペラは楽しいね、もう止められない」という盛り上がりとなってきてきている。
こちらも、賛助会員やアミーチ会員が2万人5万人と増えてくれれば、もっと大規模な全国展開ができる。
太古の昔から、音楽など芸術は人間社会で、もう当たり前のように存在してきた。
動物とは違い、人間だけが楽しめるというか必須でもある音楽などの文化だ、もっともっと高めていい。
それでもって、経済や社会の活性化につながっていくのは、なんとも愉快な「カッコ好い、お金のつかい方」だろう。