寒中お見舞い申し上げます 

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年賀状をいただいた皆さんへ、以下のような内容の「寒中お見舞い」を今日お送りする。

2022年は忙しくなりそうです。 本格派の長期投資を51年間やってきましたが、どうやら今年は格別のようです。

やることが一杯出てくるぞと、手ぐすね引いております。

株式市場はじめ金融マーケットは、いまだカネ余りバブルに湧いています。

だが、もはやいつ終焉を迎えてもおかしくありません。

その時は、これだけ壮大なバブル高だった反動もあって、すさまじい大荒れは避けられないでしょう。

しかし、その大荒れは世界経済が正常化に向かっていくためには避けられない道です。

そこで問われるのが、なにがホンモノかです。 ホンモノが問われる?

そう、そもそも金利をゼロにして、経済が動くわけありません。

また、資金はいくらでも調達できるといった経済環境では、柔な企業が図体だけどんどん大きくしていくばかりです。

そんなもの、現行の壮大な金融バブルが崩れたら、ことごとく消え去るでしょう。 まさに、疾風に勁草を知るです。

残るのは、人々の毎日の生活と、それを支える企業活動とをベースとした実体経済です。 それが経済の健全化です。

さわかみグループでは、「より良い社会をつくっていこう」「もっとステキな世の中を子どもたちに残してやろう」を掲げて、幅広くビジネスや財団活動を展開しています。

基本は、お金を経済の現場や社会に、どんどんまわしてやることです。

そこで問われるのが、将来に向けてどんな夢や思い、それと強い意思をもって、お金をまわしてやるのかです。

まさに、広い意味での長期投資の世界ですね。

今年も多くの人々が心豊かで明るく楽しく日々を送っていけるよう、どんなお手伝いができるかをトコトン追及していきましょう。

まあ、こんな具合で、いまから相当に気合が入っています。