いのちの教室

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さわかみグループでは、社団法人ASJ (アスリート・セーブ・ジャパン)による社会貢献活動「いのちの教室」をお手伝いしている。

もともとは、日本のトップ・ライフセーバー達が海辺での救助活動の延長線として、心肺蘇生法を世に広めようと6年前に始めたもの。

心臓がなんらかの加減で心拍停止となると、1分経つごとに蘇生率は10%ずつ下がっていくとのこと。

そこで、一刻も早く胸骨圧迫といって胸を強く押す心臓マッサージを開始し、近くのAED が到着するのを待つ必要がある。

胸骨圧迫やAED の操作だが、本来なら誰でもやれることが望ましく、その講習が「いのちの教室」である。

やってみると実に簡単な作業なんだが、年に3回ぐらいは講習を受けておかないと、いざという時に何もできないというのも実感である。

そんなわけで、さわかみグループでは隔月で「いのちの教室」を開催して、できるだけ多くの人に心肺蘇生法を身につけてもらおうとしている。

「いのちの教室」が楽しいのは、最初の1時間で胸骨圧迫の実体験とAED の操作方法を学ぶが、元日本代表とか著名アスリートが助手となって、ゆっくり丁寧に教えてくれることだ。

そして、次の1時間は、そのアスリートとのトークショウとなる。 スポーツの分野でトップを極めたアスリート達だから、トークは実に面白いし感動的でもある。

ところが、コロナウイルス問題で、3月から「いのちの教室」を開催できなくって今日に至っている。

ASJ の面々も、80名のアスリート達も、イライラ感が募るばかり。 でも、さすがに胸骨圧迫の実習ははばかれる。

ではということで、7月21日(火)の19時からオンラインのトークセッションをやろうということになった。

ゲストは、元日本代表のバドミントン選手で、ロンドンオリンピックに出場した池田信太郎さん。

後半には、質疑応答の時間も取るので、盛り上がること疑いなし。 参加希望者はご連絡を。