長期投資仲間って、すばらしいね

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土曜日の運用報告会、大盛況だった。 なによりも、長期投資仲間と会えることが素晴らしい。

まだファンドを始めて間がない方も結構おられたが、多くはそれなりの年月をずっとご一緒している。

もう、長期投資の船に乗り組んだ同志みたいなもの。 幾度かの大時化も、頑張って乗り越えてきたという仲間意識は格別である。

たしかに、ファンドの基準価額は29000円台に乗せた後、26000円台の後半をウロウロしている。

それに対し、なんとも温かく見守ってくれている。 次のラウンドの準備をしっかりしてくれているという、安心というか信頼感をもって。

実際、運用サイドは冷静に準備を進めている。 マーケット動向やマスコミ報道に踊らされることなく、マイペースの長期投資を崩さない。

とりわけ大事なのが、長期視野に立ったリサーチである。 その一端を、パシフィコ横浜での各社さんの展示ブースで、たっぷり確認してもらえたと思う。

いつもながら、長期の企業リサーチには夢がある。 楽しいし、将来が明るくなる。 その上、しっかり結果がついてくる。

一度、長期投資の醍醐味と面白さを知ったら、刻々の株価変動を追い回すディーリングなど、考えただけでゾッとする。

機関投資家に多い、毎年の成績を意識した短期投資も、アホらしくてやってはいられない。

もっとも、ディーラーや短期投資家がドタバタ売買をやってくれるのは、ありがたいの一言。

彼らが株価変動をつくってくれるし、時として大きな暴落相場につながったりする。 そこに、われわれ長期投資家の出番もあるのだ。

ともあれ、長期投資仲間のみなさんの穏やかな顔に接すると、こういう人たちと「より良い社会をつくっていっているんだな」と、なんとも嬉しくなる。

打ち上げ会での、冷えたビールの美味かったこと。 さあ、今日からまた頑張りましょう。