最近、やたらと予定が増えてしまい、まともに長期投資家日記を書けない日が続出。 来週の月曜日も、朝のミーティング後に調布飛行場へ向かい神津島へ。 7月の神津島プロジェクトを村長以下と固めて2時間後にとんぼ返り。 そのまま二つのミーティングとくる。 火曜日は朝から名古屋へ。
そんなわけで、書ける時に大事なことを前もって書いておくことにしよう。 その第1として、今年のスケジュールで日程が決まっていることを、早めにお知らせしておきます。
「4月21日」 全国の書店で新著 ”国債が暴落しても長期投資家は平気だよ” (日経 BP 社) が発売となる。 前半を自分が、後半をさわかみ投信の最高投資責任者 ( CIO ) である草刈が担当。
本書はやたらと国債暴落の恐怖感を煽るのではなく、いざそうなった時でも長期投資をしておけば自然体で乗り切れるよ、いまのうちから免疫力をつけておこうぜという主旨。
前半で、国債暴落や財政破たんの危険は無視できない状況にまで来ている、それは長期金利の急上昇やインフレにも直結する。 しかし、世の中に何があっても人々の生活はなくならない。 それを支える企業活動も一時として止らない。
そういった企業を応援する長期投資が、財産の置き場所としても一番確かで安全である。 もちろん、企業の応援投資を進めていく結果として、財産づくりも進んでいく。 それは、さわかみファンドの15年半の実績をみれば一目瞭然である。
後半では、草刈が長期投資の現場から、いろいろな視点や考え方を披露している。 相当に気合を入れて書いてくれたから、読みごたえ十分の力作となった。
「7月11日・12日の週末」 朝7時半に東京の竹芝桟橋から大型ジェット船で神津島へ。 サッカー大会や村を挙げての歓迎夕食会、海水の温泉、山登り、海水浴、シュノーケリング、島周遊の船旅などなど、中身は盛りだくさんの神津島プロジェクト。 船代込みの1泊4食付で、大人一人26,000円。
お申し込みは、神津島観光協会へ。 チャーター船の席数が250席なので、お早めにどうぞ。
「9月12日」 さわかみファンドの運用報告会がパシフィコ横浜で。 さわかみファンドを保有している方と、その家族およそ1万人が参加。 組み入れ企業さんも100社近くがブースを出してくれ、それぞれ自社の長期ビジョンを語ったり製品を出展しててもらう。
一般的な個人投資家 IR 会場は、短期指向の投資家が参加の中心となる。 それとは違い、さわかみファンドの運用報告会では個人の長期投資家と、そういった応援投資家に自社をもっと知ってもらいたいとする企業とが一堂に会する機会を提供する。
主催はさわかみ投信だが、長期投資という接点で一般生活者と企業とがより深い理解と信頼関係を築いていくことで、日本経済に潤いのあるを活性化をもたらす、世界にも例のない一大イベントとなっていくはずである。
皆さん、どうぞよい週末を。