さわかみオペラ芸術振興一般財団法人のホームページが、ようやく本格稼働に入りました。 まだ、賛助会員の規約など決めなければいけないことは、いくつか残っている。 それでも、ありがたいことに周りからの関心が高く、一刻も早く出せるところからオープンにしていこうとなった次第。
今後、ホームページのコンテンツをどんどん充実させていくが、いま発表できる今年の行事スケジュールは以下の通り。
1. 公開オーディションを、3月17日に東京で、3月20日に京都で開催。 今年はオペラのソロ、合唱ならびにピアノ伴奏の分野で、イタリアから4名の公式審査員を招へいして オーディションを実施。 優秀者には最大1年間のイタリア留学を、さわかみオペラ財団が支援する。
2. 9月13日(日)に、マエストロ吉田裕史とボローニャ歌劇団によるオペラ道化師を、京都国立博物館の中庭にて。 チケットはオペラ財団を通して、協賛金として直販する。
P 席 25,000円(ペアなら、2人で45,000円)、 S 席 10,000円、 A 席 5,000円、B 席 3,000円、 立見席は1,000円に設定。
3. 9月17日(木)と19(土)に、姫路白鷺城天守閣の下でオペラ道化師。 チケットは、上と同じ内容で直販。
4. 9月22日(火)に、東京オペラシティにてオペラコンサート。 チケット(協賛金)は、やはりオペラ財団が直販する。
P 席 10,000円、 S 席 5,000円、 A 席 3,000円、 B 席 2,000円で、立ち見席はなし。
それ以外のスケジュールは、まだいろいろあるが詳細を詰めている段階なので、決まり次第オペラ財団のホームページにアップしていく。
ざっと、こんな感じだが、大事なのはオペラ財団の活動をホームページを通して、広く世の中に公開するところにある。 最高の芸術ともいわれるオペラだが、できるだけ多くの人々に楽しんでもらいたい。 オペラをもっと身近で気軽に、それが財団の目的である。
もちろん、レベルは世界最高水準を目指す。 45歳の若さで、それも日本人では初めて、オペラの本場イタリアでも最高峰の一つとされる、ボローニャ歌劇団の芸術監督に就任したマエストロ吉田には、さらにさらに上を目指してもらう。
われわれオペラ財団は、チケット(協賛金)をていねいに直販し情報をどんどん提供することで、オペラ公演のずっと前から当日への期待を高めていく。 公演当日は演奏家と聴衆とが一体となって、世界最高といわれるほどの盛り上がりを醸し出したい。 まさに、音楽芸術はその時その場の一期一会なのだから。
オペラ文化を日本に広めたい、それには多くの人々に楽しんでもらわなくてはね。