さわかみ財団では、大きくまとめると六つの分野で活動を積極化させている。　それらを以下に並べてみよう。

１．植林や下草刈りから間伐や枝打ちまで幅広く人の手を加えて、荒れ放題の山林を自然豊かな森に戻していく。

２．熊野古道の修復作業や民族文化映像研究所の集録フィルムのDVD 化などを通して、日本の文化や伝統を大事に守っていく。

３．自然エネルギーの開発普及に貢献する。

４．スポーツの底辺を広げる活動。

５．世の中に意義あると思えるイベントへの参加と支援。

６．ヴィレッジ計画の推進と運営。

これらの活動状況は、間もなく財団のホームページが全面リニューアルされるのを機に、動画を含め逐次お知らせします。

　今日はそのひとつ、自然の保全活動の一環として前々から取り組んでいるチビ山プロジェクトで、埼玉県の小川町と寄居町へ行ってきた。　車の渋滞がなく予想外に早く帰ってこれたので、８時からのインべスターズ TV の生放送までに急遽、長期投資家日記を書けることになったというわけ。

　そこで、チビ山プロジェクト。　もともとはわれわれの仲間が所有している山を、財団スタッフを中心にお手伝いしながら開墾やら手入れやらを進めてきたもの。　それがごく自然体で小川町や寄居町の役場の人々の間に広がっていき、いくつかの現場でもやってくれないかという運びになってきている。

　今日はそれらの現場を視察に行き、今後の作業をどう積極化させるかの検討材料を集めてきた。　行ってみて、空気はいいし山は人間の手を待ってくれているしで、心地よい余韻をたっぷり感じている。

　さあ、８時からはインべスターズ TV の生放送だ。　おそらく今日は最近のモタツキ相場に対する質問が集中しているだろう。　どう切っていくか、お楽しみに。